商店街

【大阪府】『千日前道具屋筋商店街』なら掘り出しものが見つかるかも?

こんにちは!
全国旅行支援の恩恵を受け、張り切って行って参りました、大阪。

ギッチリ詰め込んだスケジュールの中でも外せなかったのが、千日前道具屋筋商店街です。

千日前道具屋商店街の概要

明治15年(1882年)に法善寺の千日前から天王寺区の四天王寺への参道として道筋が栄えました。
その「参道」に添って古道具屋や雑貨商が軒を連ねたのが「道具屋筋」の起こりだそうです。
その後、順調に発展していく道具屋筋でしたが、明治45年(1912年)の大火災により、焼け野原になってしまいます。
その2年後に、古道具屋が問屋や製造業の「道具屋」へ業態が変わり、専門店が始まります。そして昭和10年頃(1935年)から和食・洋食・中華と「飲食店の道具」を売る専門店に変りだしたそうです。
その後はミナミの飲食店を支える大事な柱として「道具屋」も急成長を遂げますが、昭和20年(1945年)の大阪大空襲により、再度焼け野原になってしまいます。
しかしそんな事態にも屈せず、寄せ集めの資材で仮設店舗を立て、物々交換をしながら生活を支え、3年後には得意先が戻り、「道具筋」は復活を果たしました。

千日前道具屋筋商店街は、ただ明るいだけでなく、その裏側にはそんなツライ歴史を生き抜いた忍耐や努力、人と人との繋がりが詰まった商店街なのです

千日前道具屋商店街の魅力

「道具屋」といえば、東京都台東区には「かっぱ橋道具屋街」がありますね。
私も個人的にかっぱ橋のファンでして、自宅のステーキ用鉄板だったり、珈琲の電動ミルやドリップセットはかっぱ橋で購入した物を愛用しています。
そんなこともあって、大阪に行ったら必ず「千日前道具屋筋商店街」には行こうと決めていました。

約800mのかっぱ橋と比較すると、商店街としての規模はコンパクト。
しかし、千日前道具屋は、密度が違う!
商品の種類や量がギュッと詰まっています。

京屋本店

見てください、この陶器の量。
以前かっぱ橋でマイお茶碗を探す旅をしたことがあったのですが、確か商店街を1.5往復ぐらいして購入した記憶があります。2時間以上は費やしたかと思うのですが、先に京屋本店と出逢っていたら10分ぐらいで決められていたかもしれません。。
店舗内にも無数の陶器や食器が詰まっていました。

(株)京屋本店
大阪市中央区難波千日前8番18号

営業時間
AM9:30〜18:00
定休日
年始

座布団本舗

商店街にインして一番最初に引き込まれたのが、このお店。
飲食店には欠かせない、座布団や暖簾が並んでいます。
お店の奥では、女性店員さんが2人、ミシンの前に座って作業をされています。
そしてその前には、営業部長の「あずきさん」がいらっしゃいました。。かわいすぎる黒柴営業ぶちょぉぉ〜!

気さくにお話してくださるお姉様達との会話に花を咲かせつつ、ここぞとばかりにあずきさんを愛でに愛でまくる私の手。。ここは柴犬カフェでしたっけ。。
ちなみにあずきさんは3歳の男の子だそうで、女の子には目がないとのこと。おじさんですまんの、あずきさん。。。

そんな座布団本舗さんは、昭和23年から道具屋筋に店を構えて今年で約74年です。
店舗用はもちろん、家庭用の座布団も揃っていました。
私も畳のある広いお家にいつか住んで、座布団本舗さんの座布団と、「湯」暖簾を飾ろうと心に決めました。

座布団本舗
大阪市中央区難波千日前8番14号

営業時間
平日 AM9:00〜PM18:00
日祝 AM10:00〜PM18:00

東京では味わえない、大阪の活気のある商店街。
他にもたくさん魅力が詰まっているので是非訪れてみてくださいね。